第300回 長野県眼科医会集談会 特別講演抄録

緑内障薬物療法の最前線―最新エビデンスと使用 実態から考える緑内障治療

医療法人社団 済安堂 井上眼科病院 院長 井上 賢治 先生

緑内障治療の中心となる薬物療法は、患者さんの 病期や生活背景に応じたきめ細やかな対応が求められ ます。近年は、配合剤の普及や新しい作用機序をもつ 薬剤の登場により、処方パターンが大きく変化していま す。本講演では、2024年に実施した緑内障の多施設調査による薬剤使用の実態を紹介しながら、薬剤選択や併用の工夫、点眼継続率向上のための取り組みな ど、臨床現場で役立つ視点を共有します。また、防腐 剤や基剤の違いが角結膜に与える影響にも触れ、より良い治療継続を目指した実践的アプローチを考えます。